その1の3 ★ベアキャニスタァ〜。
#2日目
チェックアウトし、最寄りのR.E.I.という大型アウトドアショップへ向かいました。眠る時に寝袋の下に敷くマットを家に忘れてしまったので。それとその他もろもろ燃料や地図などを買うためです。もう、びっくりっす!安いよ!日本の半額だよ!なんだよ!(それプラス円高1ドル85円)調子にのっていろいろ買ってしまいました。GPSなどはそんなに変わらなくてちょっと安いくらいなんですが。今から山ガール、森ボーイになるのでしたら、カリフォルニアに短いツアーを組んで全部揃えた方が安いですよ〜。で、そこでの最大の目玉は!ベアキャニスタです!一週間15ドルぐらいでレンタルもしていたのですが、飛行機に乗る前にここまで来て返せるか不安だったので買いました。36ドル。The WhoのTシャツのクマのようにデカイ店員さんが言うには、「ジップロックなんか全然だめさ!彼ら(クマ)のことを思うのならこれだね、それに木にぶらさげる方法は、なかなか難しいし」と黒いプラスチック製の丸いすのような入れ物を持ってきてくれました。うれしいけどちょっとかさばるのです。これもってジョン・ミューア・トレイルとかを歩くのですかね?すごいな〜。国立公園では、その辺をクマがよく歩いているらしいのですが、彼らに食料を食べられないようにするために鉄のコンテナが常設されています。アメリカ人達はちゃんと車から食料をおろし、その中に入れてからハイキングに出かけていました。アメリカ人って素晴らしい。クマは一度、人間の食べ物の味を覚えてしまうと、それを奪うようになり、最後には狂ってしまって人を襲うようになってしまうそうです。そして、殺されてしまう。。。そのようなことはあってはならん!のです。クマには罪がないのに人間のせいでしんでいくなんて。それでなくとも人間の入植のたびに殺されてきたのですから。カムチャッカで星野道夫を襲ったクマも餌付けされて狂ってしまったクマだったようです。日本人は野生の動物に食べ物をよくあげたがりますけど、絶対に、あげては、いけません。結果、その動物を死に至らせてしまいます。ちょっとだけでもだめデス。その動物を守りたいと思うのなら、あげてはいけません。代わりに私にください。みかんとかリンゴとか鮭の薫製とかチョコとか。あと、もしもクマに食べ物をとられちゃったなら、もうクマのものなのです。あきらめてください。戦いたければ、戦うがいいさ!ダケドダガシカシ、おまえさんがやられたら、クマさんは殺されます。なのでその場合見てるが良い。(できれば見て見ぬフリ。無関心を装うのです!)
子供連れの場合か、道で出会い頭になって「もうだめだ!」ってクマが思っちゃった場合以外は、クマから人間を襲うことは、滅多にないそうです。学者達もそのことを不思議がっているようで良く本に書かれています。
森へ真っ直ぐにのびるフリーウェイ。
実は異空間への入り口だったのだ。
Long Slow Distance。
孤独の旅路のその先に待っているものは…。
次回「Break On Through To The Other Side」イエ。

Bear Canister。中には乾燥したおいしいものがぎっしり。
☆付録☆
オキペディア百科事典。プーさんは蜂蜜が大好き!ゴクゴクゴク。
☆ベアキャニスタ:Bear Canister。通称はベアカン「Bear Can」らしい。熊缶。食糧やその他匂いの強いもの(歯磨き粉なども)すべてをその中に入れる。夜間テントで就寝する際にはテントから数十メートル以上離す。REIのは重さ1247g…。(今webで値段みたら69.95ドルだった…。あれ?)で、一応箱に入ってる。パッケージにはクマがキャニスターを転がす写真が。かわいくて恐ろしい。
こんなのもあるし http://camp4outdoors.com/index.html
こんなのもあるhttp://wild-ideas.net/index2.html
軽いのが欲しい。。。
☆R.E.I:アウトドアの生協。20ドルで会員になるとフォーエバーに会員。会員になると会員価格になり、還付金が戻ってきて日本にいてもネットで買物ができる。万人受けする地味目なデザインの物が多いですね〜。LA周辺には他にもおしゃれな個人経営のお店がたくさんあるのですが、探す余裕がなくて行けなかった。。。今度は、絶対行くぞ。
ちなみに何を買ったかというと…。サーマレストのマット。ジョン・ミューア・トレイル全域の地図。スマートウールのメリノウールの薄手のセーターと靴下。熊よけの笛。エスビットの固形燃料。ナルゲンのボトル、エネルギージェルと、ベアキャニスタ。もっといろいろ買っておけばよかったぜ…。物欲がとまらないぜ。
☆円高:当時1ドル84円。喜んでいいのか悪いのか…。
☆山ガールと森ボーイ:自然を身近に感じることで内なる自然に気付く。環境にも意識的になる。すばらしい。是非、エネルギー問題を安全な方向へ導いていって欲しい。切ニ願ウ。しかし散財度はデカイですな。次から次へと欲しい物が開発されるのですよ!ふ〜。
★The Who:世界一最高のイギリスのロックバンド。破壊的なステージング。コンセプチュアルなレコーディングワーク。もーとにかく最高。
☆ジップロック:なにかと便利なので常備をおすすめする。
☆木にぶらさげる方法:ない。
★星野道夫の死:だれもが耳を疑った。あれほどクマに深い理解と愛情を持っていたはずのミチオがクマに襲われるなんて!カムチャッカ半島南部のクリル湖グラッシーケープ。餌付けされ人間慣れした気狂いのヒグマが出没していたのが確認されていた。その夜、テレビのスタッフを小屋で寝かせ、道夫はテントで原稿を書いていた。未明、叫び声が聞こえた。テントは天井から引き裂かれ、道夫は森の中で見つかった。その後、襲ったヒグマは射殺された。1996年8月8日。享年43歳。詳しいことは、小坂洋右・大山卓悠著「星野道夫 永遠のまなざし」に書かれております。思いのほか、生前のエピソードが思い出すたびに笑っちゃう。
☆代わりに私にください。:アルファ米がうれしいっす。よろしくお願いいたしますぅ。
☆戦うがいいさ:実際、公園のクマと遭遇した場合の注意書きの最後に「Fight!」と書いてある。アメリカ人のユーモアのセンスがステキ。
☆エスビットのチタニウムストーヴ:ウルトラライトの定番。小さくて軽くてシンプル。これに乗せる固形燃料は、使用後、日本だと鍋底がベタベタするのが気になるのだが、アメリカではベタベタしない。お湯を沸かす他の方法に「アルコールストーヴ」がある。これもUTLの定番。
☆アルコールストーヴ:フリーズドライの食品を蒸すためのお湯を沸かします。その時の火元。アルコールは薬局などで売っているので手に入りやすい。ウルトラライトの定番。DIYの奥深い世界がそこにある。みなさんアルミ缶で自作・研究しているのですが、僕はT's Stove製品の「極小」にカーボンフェルトを入れて使ってる。
面白いからみてみて〜http://ts-stove.dust.jp/ts-stove/pg158.html
ウルトラライトに、ハマった者はもうぬけだせないのだ。重さにいちいち敏感になり、気に入ったものがあるとつい、手に取って上げ下げして重さを量ってしまう。ウルトラライトなモノ達はどれも洗練されたデザインでカッコイイ。見てるだけでも楽しい。これを使えるともっと楽しいなとか、この数グラムの差で命を落としてしまうかもしれない!などと思ってしまってつい軽くてカッコいいのを買ってしまう。だがしかし軽ければ軽いほどお金がかかる。お財布の中身もそれなりにウルトラライトになるのだ。UTL!OSORUBESHI!お金がなければ自分で考え、工夫するしかない。フィールドでの楽しい時間を継続するにはどうすべきか。より軽く、より自由に。自然とより一体になるには?自然へのインパクトをなるべく少なくするには?シンプルに生きるには?考えろ。考えろ。
詳しいことは、ウルトラライトハイキングの伝道師、土屋智哉著「ウルトラライトハイキング」を参照するといい。ウルトラライトハイキングの入門書としてわかりやすく書かれていますので読んでみてください。土屋さんは三鷹で「ハイカーズ・デポ」というお店もやっています。僕はちょっとしか話した事がないのですがきっといろいろと相談にのってくれると思います。
ホームページも面白いですよ〜http://hikersdepot.jp/
☆Long Slow Distance:「長い距離をのんびりと」略してLSD。いい気持ちだよ。

Snowpeakのチタンマグ600ml、Esbitのチタニウムストーヴ。
アルファ米をふかし、即席みそ汁を作るためのお湯を沸かします。




